教員と研究テーマ 研究について
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数学プログラム
Lorentz空間などに代表される再配列不変空間におけるマルチンゲールの理論を研究しています。
多様体上の幾何学、特に等質空間などを研究しています。
空間の中に、どのような曲面がどのように入っているかを微分積分学を用いて調べる、部分多様体論という分野の研究をしています。
解析汎関数論、解析関数の積分公式とその応用について研究しています。
Hamilton-Jacobi方程式と病的函数の間の対応構造について研究しています。
スーパーリー代数や量子群をコクセター半群の理論を整備しながら研究しています。
多様体への不連続な群作用や、それらの空間形の幾何学について研究しています。
コロンボの一般関数の理論を用いた偏微分方程式の研究を行っています。
多様体上の流体力学について,形を見れば,流れがわかるようになるために研究しています.
数理情報学プログラム
自己組織化現象、機械学習、コンピュータシミュレーションなど応用数学に関連した研究をしています。
数学(数理モデル)を用いて、多細胞生物の体のできる仕組み(形態形成)、細胞運動、走性の仕組みを解き明かす研究を行っています。
数学を用いて、生物学、医学、脳科学、物質科学を橋渡しするような融合研究を目指します。
代数体の岩澤理論、有限体上の代数関数体の数論、および計算機数論を研究しています。
応用数学・データ科学.特に位相的データ解析(流線トポロジー解析),数値解析,最適輸送等
計算機と保型形式論を用いた符号理論及び格子理論の数理構造を研究しています。
流体力学に関連する偏微分方程式の性質を調べる研究をしています。
物理学プログラム
ナノマテリアルおよび不規則系物質に関して、X線吸収分光・回折法による構造解析と、光学測定などによる物性測定により、構造と物性の両⾯からの研究を行っています。
極低温領域における強相関電子系の熱電・熱特性の実験的研究を行っています。
星間分子を主にマイクロ波分光法を用いて研究し、そのデータベースも作成しています。
遠⾚外〜近紫外域のコヒーレント光源開発と精密測定・分光法への応⽤, 電磁場 を⽤いて運動制御した原⼦・分⼦・イオンあるいは微粒子の分光学的研究, および, 低温重⼒波望遠鏡 KAGRA の開発(主にレーザーとサファイア鏡)
極低温分子気体を得るための分子の並進運動の制御法の開発と、高分解能なレーザー分光をしています。
素粒子の標準模型を超える新しい理論の構築と解析を現象論的・宇宙論的観点から行っています。
強相関電子系の磁性および超伝導を極低温物性測定により研究しています。
シンクロトロン放射光の分光理論・プログラムの開発と、ナノ物性の研究をしています。
ブラックホール、中性子星、超新星爆発などを研究するために、アインシュタインが予言した重力波をとらえる望遠鏡"KAGRA"の開発を進めています。
Super-Kamiokande検出器を用いて宇宙から飛来する素粒子に関連する実験的・観測的な研究を行っています。
強相関電子系の単結晶育成と育成した結晶の磁気的、電気的性質を調べています。
素粒子諸現象に関して実験データと深く関連した解析により新しい物理を研究しています。
化学プログラム
核酸高分子RNAが高度な生体機能を発現する分子機構の解明と、その機構を設計指針とした新規なRNAの構造と機能の人工創製に関して研究を行っています。
発光性を示す錯体、および、ニトリド配位子を持つ錯体の合成とその性質の解明を行っています。
光機能性物質の光物性や電子・エネルギー移動、構造緩和ダイナミクスなどを研究しています。
結晶やアモルファス状態における有機化合物の構造、物性、機能、及び反応性に関する研究を行っています。
金属錯体による光エネルギーを利用したユビキタス小分子の物質変換反応・メカニズムについて研究を行っています。
溶液中の分子集合体の構造と反応性を、レーザーを用いて研究しています。
均一系錯体触媒を用いた新規不斉反応の開発と高度に官能基化された天然物の立体選択的合成を行っています。
光エネルギー変換に関わる金属錯体の光励起ダイナミクスについて研究しています。
ナノメートルサイズの微粒子・微細構造の作製方法や、それらの電気化学的・光電気化学的特性に関する研究を行っています。
マイクロ流体システムによる微小液滴操作技術の開発と、それを人工細胞様構造として用いて、内部でRNAを進化させる研究を行っています。
SDGsを目標とした、生命現象に関連した生理活性天然物の全合成とそれを可能とする新規反応・手法の開発、さらにその天然物を基盤としたケミカルバイオロジー研究を行っています。
電子を試薬とする「電解合成」を基軸とした新しい有機合成反応の開発を行っています。
元素の特性を生かした機能性有機分子の合成、構造および物性に関する研究を行っています。
発光性や磁気的性質などを示す、集積型金属錯体の研究に取り組んでいます。
新しい微粒子表面修飾技術を用いて新奇な水素製造用高機能材料を開発しています。
トリチウム(三重水素)の関与する反応の研究とその測定技術の開発をしています。
太陽光のエネルギーで水から水素を製造するための光触媒について研究しています。
ゼオライトの合成と,水素や水素同位体の分離・濃縮への応用を研究しています。
水素吸蔵合金や薄膜を対象に水素が誘起する特異な電磁気物性を調べています。
生物科学プログラム
体内時計や睡眠発現にかかわる神経機構について研究しています。
植物組織の形態形成の仕組みとその環境応答について、各種顕微鏡を用いた形態学的手法により研究しています。
小型魚類の生得的行動(摂食行動・情動行動)を制御する脳ホルモンについて研究しています。
植物の葉や根の形成について遺伝子レベルから研究しています。
植物-昆虫-微生物間の共生現象の分子基盤と、共生機能分子を標的とした害虫防除法を研究しています。
社会性・食材性昆虫の分子系統や進化生態を研究しています。
野生動物の進化や生物多様性の保全について研究しています。
脊椎動物の多様な環境適応に関わる内分泌制御機構について研究しています。
紡錘体の形成・維持機構と病原糸状菌に対する植物の侵入抵抗性について研究しています。
モデル動物(主にゼブラフィッシュ)を用いて神経ペプチドによる行動・生理現象制御機構について研究しています。
キイロショウジョウバエの行動リズム制御にかかわる分子機構について研究しています。
油糧作物のゴマを材料に、成分や栽培特性などの有用形質を制御する遺伝子について解析を行っています。
日本列島を中心とした東アジアの生物を対象に,集団史や適応進化の研究を行っています。
染色体の観察を通じて、植物の種分化のしくみと分類について研究しています。
記憶や情動といった高次脳機能がどのような仕組みで作られ制御されているのか、マウスを使って、主に体内時計や睡眠による影響の観点から研究しています。
マウスを用いて、概日時計がどのように行動を制御するのかを、神経科学や生理学的な見地から研究しています。
自然環境科学プログラム
雲やエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動が気候に与える影響について研究を行っています。
生態系、特に花と昆虫をとりまく系における生物と生物、生物と環境の相互作用の研究をしています。
環境汚染物質の濃度や毒性を評価するための分析法(センサやバイオアッセイ)の開発と,それらを利用した陸水,及び,土壌環境のモニタリングを実施しています。また,吸着法や電気化学的手法を利用した水処理技術の開発にも取り組んでいます。
大気・水環境中の微生物の動態と影響や、微生物を用いた環境修復について研究しています。
海洋・陸水および大気中の微量元素と同位体の測定を通して地球環境の物質循環やそのメカニズムを解明します。
海洋堆積物や堆積物中の微化石試料,海水・河川水試料などの炭素・酸素,ストロンチウム,鉛,ネオジム同位体比などの分析を通して地球の環境動態を理解する研究を行っています。
野生動物(モグラ類など)と、その体内に見られる寄生虫の生態や保全の研究をしています。
地下水や地熱水の起源・流動解析と室内暖房や温室栽培等への応用研究、及び地熱発電所のシリカスケールの生成機構解明や防止条件の検討を行っている。
洞窟の形成過程、哺乳類や放散虫、陸産貝類などの古生物、洞窟を利用する現生哺乳類の生態に関する研究をしています。
植物がどのように環境の変化を認識して自身の成長をコントロールしながら成長しているのか、植物の環境応答やストレス耐性に関する研究を行っています。
雪、氷、ハイドレート結晶の物性と、それらの核生成や成長に関する実験的研究を行っています。
地熱発電のため、岩石ーCO2水反応の実験的・理論的解析、また、熱水・温泉水・地下水の地球化学的挙動および流動解析を行っています。
森林植生が生態系内の物質循環および河川や土壌の無脊椎動物に与える影響に関する研究や、同位体分析技術を応用した生物の移動履歴推定などを行っています。
生物を用いた, 環境汚染評価(バイオアッセイ)方法と環境汚染修復(バイオレメディエーション)方法の開発を目指した研究を行なっています。また, 環境微生物を解析することで, 国内の重要な水産資源 (アコヤ真珠やトラフグ) の保全に繋げる研究も行っています。
土壌・水環境中の有機物質を定性・定量することで環境を評価することを目指しています。また、環境試料の色彩を利用した分析法の開発も行っています。
水生環境で重大な影響を及ぼしている外来種の定着プロセスや生態系影響の研究を行っています。
火山や断層で放出されるガス・水試料などの同位体測定を通して、物質循環や火山・地震活動のメカニズムの解明を目指しています。
現在・過去・将来のさまざまな気候条件下における海洋物質循環と気候との関係性を数値実験により調べています。
気候変動が高山生態系に及ぼす影響の評価や森林資源の持続的利用、音響モニタリングを用いた生物季節観測について研究を行っています。