• ホーム
  • 富山大学とKAGRAプロジェクト

KAGRAプロジェクトとは

大型低温重力波望遠鏡(愛称:KAGRA)は、宇宙に響き渡っていると考えられている“重力波”という波動現象を捉えることを目指したプロジェクトです。重力波の検出は、一般相対性理論を創出したアインシュタインが我々に与えた最後の宿題です。重力波の検出により、宇宙に存在する万物を内包する入れ物である時空の根源的性質に迫り、ブラックホールが生まれる瞬間を観測するなど重力波天文学に貢献することを目指しています。
2010年より、岐阜県飛騨市神岡町にある神岡鉱山内において、日本の重力波望遠鏡(KAGRA)の建設が開始されました。山裾地下200メートルのところに、一辺3kmのL字型トンネルを新たに掘削し、その中に設置されます。KAGRAプロジェクトには、250人余に及ぶ国内外の研究者が協力しています。
KAGRAプロジェクトについては東京大学宇宙線研究所の以下のサイトをご覧ください。

富山大学とKAGRAプロジェクトとの関わり

2012.7 LCGT-富山大理工の合同ワークショップ (@富山大学)
2012.7 F2F会議でLCGTプロジェクトのメンバー承認(@宇宙線研)
2012.9 富山大学学生見学会 @東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設
2012.10.30 富山大学長 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設訪問
2013.2 F2F会議でLCGTプロジェクトのメンバー承認 (@宇宙線研)
2013.4 東京大学宇宙線研究所共同研究
2013.7 F2F会議でKAGRAプロジェクトメンバー承認 (@富山大学)
2014.2 F2F会議でKAGRAプロジェクトメンバー承認 (@宇宙線研)
2014.7 KAGRAトンネル掘削完了祝賀会・富山大学長出席
2014.7 F2F会議 (@富山大学)
2014.10 富山大学学生見学会 @東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設・重力波推進室
2014.11 Program Advisory Board (@富山大学)
2014.12 日韓ワークショップ (@富山大学)
2015.2 国立大学法人東京大学宇宙線研究所と国立大学法人富山大学大学院理工学教育部,理学部,工学部及び大学院理工学研究部との重力波研究推進のための教育・研究協力に関する覚書締結
2015.4 IOOグループサブチーフ 松島
2015.6 外部レビュー (@富山大学)
2015.7 Program Advisory Board (@富山大学)
2015.8 F2F会議 (@富山大学)
2015.11.6 大型低温重力波望遠鏡・KAGRA 第一期実験施設完成 記者会見@富山大学黒田講堂
2015.11 EO 松島
2015.11.27 ノーベル物理学賞受賞者 梶田先生「ニュートリノと重力波」を語る@富山大学黒田講堂
2018.3.8 大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」に用いるサファイア鏡をマスコミ向けに公開しました。
2020.4 国立大学法人東京大学宇宙線研究所と国立大学法人富山大学との重力波研究推進のための覚書締結
2021.8.18 富山大学長 KAGRA視察(KAGRA坑内でサファイアミラー設置状況 を視察)

富山大学のKAGRA関連研究室

重力波研究実験室(共同利用施設)

KAGRAでの重力波観測を支援するために,理学部多目的ホールピロティに設置
設置機器:クリーンルーム(ブース), 真空ベイク装置,超音波洗浄機など

TOP