教員と研究テーマ

石井 博 教授

送粉生態学、繁殖生態学、群集生態学、行動生態学

生態系、特に花と昆虫をとりまく系における生物と生物、生物と環境の相互作用の研究をしています。

  • ミネズオウの花を訪れるオオマルハナバチの女王
  • ムカゴトラノオの花を訪れるオドリバエ
  • 人工花から採餌するクロマルハナバチ

 世の中に20万から40万種も存在していると言われる植物の、およそ9割もが花 粉の媒介を動物に頼っていると言われています。そして、陸上の植物種が多種多様に進化してきたのは、植物の受粉のパートナーとして動物が利用されるようになったためも言われています。私達の研究グループでは、生態系の中で極めて重要 な生物間の相互作用である「植物と花粉媒介動物(ポリネーター)の関係」に焦点をあてて、植物の進化、動物の行動、生物間相互作用が生態系の中で果たす役割について研究しています。

TOP