教員と研究テーマ

蒲池 浩之 准教授
環境植物生理学
主にコケ植物やシダ植物を実験材料に用いて、植物の環境応答やストレス耐性に関する研究を行っています。また、宇宙農業および月や火星のテラフォーミングを目指した基礎研究を行っています。

動かないという生きかたを選択した植物は、我々が想像する以上に環境の変化を巧みに認識し、自身の成長をコントロールしながら生きています。コケやシダ植物では、体のつくりが比較的単純な配偶体世代の植物(配偶体)においても高度な環境適応能力を持っており、このような配偶体の生き方を調べることによって、植物が過酷な自然環境の中でどのように進化・適応して生きているのかを明らかにしたいと考えています。
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シダの配偶体 -
ヒメツリガネゴケ -
重金属汚染地で育つヘビノネゴザ
研究紹介動画
研究トピックス
蒲池 浩之 准教授