2023年12月27日(水)に研究集会「Toyama Workshop on Mathematics and Education 2023」を開催いたします。
※この研究集会は2023年度数学科第3回談話会と共同開催となります.
皆様のご来聴をお待ちしています。

【 日 時 】 2023年12月27日(水) 13:30 ~ 16:00

【 会 場 】 富山大学理学部B棟1階 B121室

【プログラム】

13:30~14:15 木村 巌 氏(富山大学理学部)
「 数学ソフトウェアの連携と数学教育」
概要: 数学の研究や教育を支援するために,これまで様々な数学ソフトウェアが開発され,現在もそれらの開発や有効利用の方法の研究が活発に進められています.本講演では,特に動的幾何ソフトGegebra,総合数学ソフトウェアSagemathを取り上げ,これらを現代のウェブ技術で連携させる方法と,その大学教育での活用事例を報告します.
14:30~15:30 照井 章 氏(筑波大学数理物質系)
「数学科における実習を伴う計算機教育の展開」
概要: 本講演では数学科における実習を伴う計算機教育を取り上げます.大学における計算機教育には全学的に行われる情報リテラシー教育や計算機科学の専門学科における計算機教育などがありますが,数学科における計算機教育においては,数学の専門分野の幅広さや特殊性,学生の計算機に対する習熟度,学生に求める計算機の知識や技能の到達度などに基づき,教育目標や取り扱う題材などに独自の設定や工夫が必要になる場合があります.本講演では,講演者の実践例や,コロナ禍に伴うオンライン授業の経験を紹介し,数学科において実習を伴う計算機教育の展開について考えたいと思います.
15:45~16:00 松田 重生 氏(富山大学非常勤講師)
「学生の数学力と模擬授業(数学を教えるとは?)」
概要: 学生達の模擬授業で気づいたことをお話しします.できたら学生の意見に対して,皆様のご意見を伺いたいと思います.

問い合わせ先:富山大学理学部数学教室

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