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卒業生のメッセージ

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平成28年物理学科卒業

桐井 真

東京大学大学院理学系研究科
宇宙線研究所修士課程在学

学生時代を経て得たもの

 富山大学理学部物理学科の学生時代を経て何を得たのだろうと考えてみました。入学前と卒業後、何が違っていただろうかと。
 物理学に関する知識は遥かに卒業後の方が多いというのはいうまでもありませんが、入学前と卒業後では見えている世界が全然違いました。普段何気なく見えている自然、天体、生命、すべてにストーリーがあり、我々にはそれを探求し知識を広げるチャンスが与えられています。とある物理学者の言葉を借りれば、「知の地平線」を広げることは我々に与えられた最も大きな権利なのです。それを実感できたのはやはり物理学を専攻したからに他ならないだろうと思います。

 そして私は様々な友に出会いました。サークル活動をほとんどしていない私にとって、友とは学友です。先輩、後輩、同期、私の周りで共に学ぶすべての人たちが学友でした。学生部屋のホワイトボードの前での長時間の議論(これは真面目な物理学の議論もあれば不真面目なテーマも多かった様に思えます)、テスト勉強、飲み会、談笑、時には居酒屋のカウンターで肩を並べて語り合うこともあったかな。そのすべての時間が自分にとって財産です。

 人並みのことしか言えませんが、知と友、この2つは最も大事な財産です。やりたい、知りたい、弱くても良いからとにかくそう感じたことをトコトン突き詰めて勉強してください。今やりたいことがもっともっとやりたくなるかもしれないし、もっとやりたいことに出会えるかもしれない。やりたい事がなくても、がむしゃらに勉強した先に何かがあるかもしれません。そして、多くなくても良いので(むしろ多すぎるとしんどい)本音を語れる友を作ってください。
 私の言いたいことは以上です。この先の皆さんの未来が光り輝くことをお祈りしています。

(2017年3月寄稿)