2020/12/25 | 聖なる夜に『アイスランタン』の灯り |
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2020/12/18 | 令和3年度 理学部第3年次編入学試験(第2次募集)合格発表 |
2020/12/14 | 令和2年度 理学部教員長期研修報告会を開催しました。 |
2020/12/4 | 大学院理工学教育部修士課程(理学領域) 一般入試 第2次募集 合格発表 |
2020/11/27 | 大学院理工学教育部 化学専攻 修士2年の森 裕紀 さんが優秀ポスター賞を受賞しました。 |
2020/10/23 | 令和2年度前期 理学部TOEIC IPテスト 優秀者を表彰しました。 |
ガロア理論について
(数学科)
$\mathbb{Q}$, $\mathbb{R}$, $\mathbb{C}$を,それぞれ,有理数,実数,複素数のなす集合とする.$\mathbb{Q}\subset\mathbb{R}\subset\mathbb{C}$ である. $n$を自然数とし,$a_i\in\mathbb{C}$ $(0\leqq i\leqq n-1)$とする.
を$n$ 次方程式という.$n$ 次方程式の解が存在する事は,代数学の基本定理として証明されている.2次方程式の解法は古来より知られていた.3次方程式,4次方程式の解法は16世紀に発見された.18世紀に5次以上の方程式の $\sqrt{\,\,\,\,}$, $\sqrt[3]{\,\,\,\,}$, $\sqrt[4]{\,\,\,\,}$,…などを用いた解の公式を得る事が不可能である事が,アーベルによって証明され,19世紀にガロアによってガロア理論による再証明がされた.これらの研究によって,代数学の基本的な概念である,群・環・体が導入されるきっかけとなり現代の数学全般において深く研究・応用がなされている.