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水の中のDNAを検出する簡易技術が確立~保全や高大連携活動で活用へ~

2019年7月25日


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水の中のDNAを検出する簡易技術が確立
~保全や高大連携活動で活用へ~~

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  水の中に含まれる微量なDNA(環境DNA)を調べ、天然記念物イタセンパラの生息を確認する簡易分析技術が確立しました。
  富山大学理学部の山崎裕治准教授の研究グループは、氷見市教育委員会と連携して、2018年の6月と11月に氷見市万尾川で採水した水を専用のフィルターで濾過してDNAを集め、PCRと呼ばれる実験手法でイタセンパラの存在を確認しました。この方法は、実際の生物採集を行うことなく、イタセンパラの生息を確認することが可能であるため、イタセンパラや環境への影響がほとんどなく、保全活動において有効です。また、従来の方法と比べて簡易的かつ安全な操作で分析が行えるため、環境教育における活用も期待されます。
  この成果は、魚類学雑誌の電子版において先行発表されました。

 

【発表論文】
雑誌名:魚類学雑誌
論文タイトル:簡易的な環境DNA分析方法を用いた絶滅危惧種イタセンパラの検出
著者:山崎裕治1, 西尾正輝2
DOI番号:https://doi.org/10.11369/jji.19-005
責任著者:山崎裕治
著者所属:
1 富山大学大学院理工学研究部
2 氷見市教育委員会


富山大学プレスリリース
水の中のDNAを検出する簡易技術が確立~保全や高大連携活動で活用へ~ [PDF, 194KB]