プリントページへ
富山大学理学部

 さまざまな自然現象を理解するには1つの専門分野だけでは解決できないことが多々あり、幅広い知識が要求されます。従って自分の専門とする分野に限定されず、他の分野も学び、幅広い見識を持つことが重要になってきます。

 本学部では、高校で物理、化学、生物、地学を履修してこなかった学生に対して、あらゆる分野を基礎から学べるように、また高校でこれら科目を学んできた学生に対してはさらに理解を深めることができるように、各分野の基礎となる授業科目を開講しています。

 また、特に数学は、自然科学のコトバと言っても過言ではありません。そこで、高校の数学から大学の数学へスムースに移行できるように、数学科の学生のみならず、他学科の学生にも、大学数学の基礎となる授業科目を開講しています。

 これら基礎となる授業科目は、専門基礎科目の序説・概論といった科目で、1年生、2年生にカリキュラムが組まれており、その後の専門分野の科目を学ぶ際の、また自然科学全般の諸課題を理解・解決する際の手助けになってきます。
  • 授業案内(シラバス)で検索してみてください。
  • 授業案内(シラバス)
  •  教科リスト:
     ■物理学序説I,II
     ■物理学概論I,II
     ■化学概論I,II

 地球は岩石圏、水圏、気圏、磁気圏などが多層構造をなし、そこにヒトをはじめとする多種多様な生物が生活する生物圏があります。地球46億年の歴史のなかで生物と環境は関わり合いながら相互に変化し、生物は誕生と繁栄そして絶滅を繰返しながら進化してきました。現在の生物圏におけるヒトの繁栄は、農耕・牧畜など環境と大きくかかわって発展してきましたが、急速な工業化とともに生物圏における生物とその環境の平衡が急速に崩れはじめています。

 科学の使命は、人類の平和と幸福に役立つことです。とくに地球環境問題の解決には理学の役割に期待が寄せられています。このため当理学部は、全国にさきがけて全6学科1年生共通の必修科目として2008年度からこの授業を開設しました。

 この授業は、地球の誕生と地球環境のひろがり、生命の誕生から多様な生物への変遷と環境とのかかわり、人間活動と地球環境の変化、などの理解が目標です。人類の持続可能性を望みつつ自然環境と生物との共生を考える態度(環境マインド)をこの授業で身につけ、卒業後は、各学科の専門性を生かしつつ地域社会や国際社会で地球環境問題に取り組む活躍が期待されています。
  • 授業案内(シラバス)で「地球生命環境理学」をご覧ください。
  • 授業案内(シラバス)

 理科好きの皆さんが、文系志望の友達と理科の話をしたときに、キョトンとされたことはありませんか。それって何のこと?さっぱり分からない、なんて。理科にはいろんな専門用語が出てくるし、しかも中身がちょっと難解。理系志望の皆さんはそんなところにも魅力を感じるのかもしれませんが、理科を苦手に思っている人にはその魅力をなかなか分かってもらえません。君たちが大好きな科学の中身を分かりやすく、しかも正しく伝える方法を学ぶのが、「科学コミュニケーション」の講義です。

 この講義では、科学記事を書いている新聞記者さん、科学番組を作っているテレビ局の人、言葉を伝えるプロであるアナウンサーの方など、学外の専門家の協力を得て、皆さんにコミュニケーションスキルを磨いてもらいます。
 例えば、お茶を飲みながら気軽な雰囲気で科学を語り合う「サイエンスカフェ」をみんなで企画したり、研究者にインタビューしてその人の研究を紹介する記事を書いたりします。教員や学芸員を目指す人には特にお薦めです。みんなで科学を語り合いましょう。
  • チームカン
  • チームサンダーバード
  • チームダークマター
  • チーム・裸眼

 研究活動はもとより経済活動等のグローバル化により,海外で研究発表する学生や,就職後海外へ派遣される卒業生が増えております。また,採用試験初期にTOEIC試験成績の記入を求めるなど一定レベルの英語能力を要求する企業も多くなってきております。このような背景のもと,理学部では卒業生が一定レベル以上の英語能力をもってグローバルに活躍できるように充実した英語教育を提供します。

 外国人講師による科学英語の講義などを通じて、英語教育に力を入れているものの、実践の場が限られていることから、学生達の多くが自身の英語能力に十分な自信が持てないでいるのが実状です。
 本学部では2007年から、アメリカ合衆国ケンタッキー州にあるマーレイ州立大学との学術交流プログラムをスタートさせ、現地での語学研修を実施しています。数週間滞在し、理学部生物学科と化学科の現役教員による科学英語の授業を受け、理工学領域の学生にとって必要な科学に特化した英語を学びます。
 渡航前には、語学力に自信のない学生でも語学研修をより充実したものにするために、会話表現や発音を中心に、ネイティブの非常勤講師による事前授業を実施しています。
 また、旅程の確認から英文の申込書やビザ申請、出発前に必要な書類の準備や旅行上の注意など、初めて海外に行かれる方も安心して語学研修に専念できるよう、事前オリエンテーションも行っています。
 2014年度は、マレーシア,トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学への語学研修を実施しました。

 茨城大学・埼玉大学・富山大学・信州大学及び静岡大学(以下5大学)理学部の学生交流と教育内容の充実を図ることを目的として、平成21年3月に「5大学との間における単位互換に関する協定書」を締結しました。それぞれの大学の特色ある授業を単位互換授業として開講し、学生の多様な学習意欲に応えることを目的としています。5大学の理学部に在籍する学部学生は、所属する大学の許可を得た上で、無料で受講することが出来ます(ただし、科目によっては別途実習費が必要になる場合もあります)。
 詳細については、五大学理学部連携事業についてのページをご覧ください。
© 2014 Faculty of Science/Graduate School of Science and Engineering University of Toyama. All Rights Reserved.